ようやく秋らしくなってきました。
そして、注文していたハンドルがやっと到着。
そう、購入先は例によって「アリエクスプレス」。
Leader Bike 725 カーボンライザーバー3サイズ購入
購入したピストのポジション出しをやりたかったのですが・・・、いかんせんステムとハンドルが無い為に、例によってアリエクスプレスで注文。
ポジション出す為に、色々サイズのステムとハンドルが必要と思い激安中華製を購入した感じです。
ステムに関してはロードやMTBでも使い回しできますので、激安ながらストックOKなアイテム。
しかし、いまだ納品されず。。。
今回は遅いな~・・・
注文は9月上旬。
ハンドルの到着は10月
今回はえらい時間かかりました。。。
でも、これだけ購入しても5,743円とは。。。相変らず激安。
ハンドル3種
ハンドルはステムと違うショップで購入しました。
おかげで到着がバラバラでちょいと面倒。
この記事作成時点ではステム届かないし。。。
サイズは580㎜、640㎜、700㎜、と3種類購入。
重量は740㎜サイズで135gと表記されてますが・・・。
重量は順に120g、128g、136g。
740㎜で135g表記なので、700㎜で136gだと。。。!?
740㎜の本当の重量は・・・汗
まーまー、この辺はブランド物でも同様の現象起きますので(笑)
単価は1,951円とやっぱり激安。当然送料無料(笑)
トータルで5,743円(110円オフのクーポン使用)
カーボンですよ、カーボン。アルミや鉄ではありません。
普通にカーボン製のライザーバーなんぞ買ったら安くても1本1万円位しますから、いかに安いかが分かるかと。
そんな安くて大丈夫なの?
大丈夫です。
とりあえずグイグイ曲げてみましたが、割れる事はありませんでした。
やっぱり最近の中華製は品質が向上しているな。
ご存知の方はそこそこいると思いますが、自転車のパーツに限らず「ブランド名」が記載されると基本的に価格は跳ね上がります。
ブランド名だけで50%以上価格が上昇するイメージです。(あくまでも個人の見解)
これを聞いて出てくるリアクションはだいたい2通り。
一つは「む!そうなのか、性能が同じなら安い方が良いな。なら中華製でいいや」。
もう一つは「趣味の世界なんだから、高単価の面を含めて所有欲を満たして楽しみたい」と考える人。
どっちも正解です。
当方も普段の足、ジテツウ用の自転車なら中華製でイイや。
でも、フレームからじっくり組んだロードならブランド名にこだわります。
この位ざっくばらんに考えていれば精神的に楽になります。
ちなみに中国からはこんな感じで送られてきます。
せめて段ボールに入れて欲しかった。。
・・・700㎜のライザーバーが画像切れてる。。。
実際のライザーバー設置の様子
では短い順に並べてみます。
こんな感じです。
640㎜と700㎜の画像の違いがいまいち分かりずらいですな。。。汗
やはり見栄え的には700㎜が一番ですが、乗り心地はどうなんでしょう。
実際の乗り心地
順番にレビューしてみます。
ちなみに、ロードバイクのドロップハンドルは40cm位、クロスバイクは40~50cm位が参考値ですね。
580㎜カーボンライザーバー
感覚的には「フラットバーハンドルのクロスバイク」って感じです。
ドロップハンドルよりは格段に快適になります。
理由としてはバイクコントロールが容易になる事で、ハンドルを左右に切る際クイックかつ安定して切れる事です。
ロードバイクは直進的な動きに対してMTBやMBX、トライアルバイクなどは左右上下にフレキシブルに動く為、コントロール性が重視されます。
ずっと直線かつ車道を走るロードはそんなハンドルの切れ味は不要で、街中で車道を走ったり車道走行禁止で指定の歩道を走行する場合など、いわゆる「街乗り」のピストはドロップよりフラットバーや、ライザーバーが快適です。
ドロップを選ぶ場合の理由は、都会の様に狭い箇所をすり抜ける必要がある場合くらいでしょうか。
ま、危ないので推奨はしませんが。
640㎜カーボンライザーバー
先の580㎜より更に60㎜長くなります。
このレベルになると、実は法律?条例?上問題が出てきてしまいます。
道交法だと、自転車は「長さ190㎝、幅60㎝以内」と定められている為です。
つまり、車体の幅は実質「ハンドル幅」となります。
ちなみに、60㎝以内でもミラーなど付けて60㎝を超えると自転車として認められなくなります。
でも、その幅の規定を超えたら法律違反というわけではなく、あくまでも歩道と自転車専用レーンが走れないということです。
操作感は580㎜より更に上がります。
700㎜カーボンライザーバー
個人的にはちょっと長過ぎな感じです。
この原因は後に述べる「ある要因」が関係していると思われます。
ポジション出しに関して
現状では「ハンドルのみ交換」です。
現在未着の「ステム」も複数種類アリエクスプレスで注文している最中。
ハンドルポジションを出す際は、ステムとシート高・前後調整、この辺が必要になってきます。
もしかすると、700㎜サイズのライザーバーもステム次第で良い塩梅になる可能性もあります。
この辺はステム到着時に再度記事にできればと思います。
中華製カーボンライザーバーの不具合・デメリット
まぁ、価格が超安いので大した問題ではないですが、通常のブランド物のライザーバーではあり得ない不具合を記載しておきます。
注意
- バーのセンター部にある目印のシールが雑に貼ってあり、センター部が正確に取れない(笑)
- クランプ径31.8㎜サイズ購入、3本の内640㎜サイズのクランプ径が31.9~32.0㎜位あった。他は31.8㎜。とりあえず設置は問題なし。
- 締め付けトルクが未記載。。。とりあえす一般的な4~6Nmで実施。
この位でしょうか。
まーブランド物の1/5以下の価格なので、大した問題ではありません。
そもそもポジション出しの為に購入した、いわば試着品みたいなノリですし。
ブレーキ設置に関してのトラブル① ブレーキ問題
元々はドロップハンドルだったので、ブレーキワイヤーは「短め」です。
とりあえず設置はしてますが、実用性は低め。ギアを固定式に変更してスキッドでブレーキの補助を入れる感じになります。
ブレーキ設置に関してのトラブル② 径について
また、ワイヤーの長さ以外で問題になったのが、「にぎり径」問題。
当初ドロップハンドルで納品、クランプ径径部分(直径31.8㎜)にブレーキが固定されてました。
今回ライザーバーに変更するにあたり、にぎり径に設置位置が変わる為ブレーキの固定が難儀するワケです。
一応、ここで今回購入のライザーバーの径について軽く。
一応、販売ページにも記載はありますね
にぎり径とは
その名の通り、ライダーがハンドルを握る部分。
だいたい規格が統一化され出して、画像の様な規格が多く流通しています。
一般的なサイズはMTBやクロスバイクなど、フラット系のハンドルのにぎり径は22.2㎜が標準。
ロードバイクなどドロップハンドルは23.8㎜が標準です。
クランプ径とは
ステムで固定される部分です。
こちらも規格が統一化され出している部分です。
多くのフラットバー系は22.2㎜、25.4㎜ですが、近年31.8㎜規格も増えてきてます。
ドロップハンドルは31.8㎜あたりが標準化しつつあります。
今回購入のライザーバーは31.8㎜規格です。フラット・ライザーバーも31.8㎜が増えてますね。
径違いの対処法
ご覧の通り、31.8㎜用のブレーキだと22.2㎜径に入れるとこんな感じ。
今回は手持ちの「ゴム板」を適当にカットして隙間を埋めました。
まー、後々ちゃんとしたアイテムは購入しますがね。
ちなみに「ちゃんとした」アイテムってのはこちら。「ハンドルシム」ってアイテムです。
余談
実は640㎜以上は・・・
MINOURAバイクハンガー4Rに設置すると、ハンドルが壁にぶつかります。。。
別段、変では無いのですが壁に物を掛けている場合は気になるかも。
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ODI(オーディーアイ) ロックオングリップ
今回装着したハンドルグリップは、鉄板の「ODI」です。
この六角の開け閉めで、ハンドルバーに固定が容易にできます。
この機構が付いていないグリップは、石鹸水などで滑らせて押し込むタイプになります。
ポジション出しの為に、ハンドルを頻繁に脱着するならこのタイプが必須になります。
(まぁ、手間が気にならない方は別に無くても大丈夫ですが)
ボディ色に合わせたつもりでしたが、思いの外「オレンジ色」っぽい・・・。
こばかりはネット通販の宿命でしょう。。。
今回はイギリス通販サイト・アリエクスプレスで欲しかった赤系のグリップが無かった為、日本のアマゾンで購入。
ちなみに、握った感触は「ベタっと」してます。
でも、このベタっと感が強烈なグリップ力を生み出します。
そして、不思議な事にハンドルから手を放すと、手はサラサラしてます!
使用後のべたつき感は一切無し!
(ODI/オーディーアイ)AG2 V2.1 ロックオングリップ RD/FR
強力なグリップ力があり、高いデザインと性能で人気のグリップです。この他にもシューズでお馴染み「VANS」の靴底と同じ模様のグリップもあります。手触りやグリップ感も色々な種類があるので、好みに応じてチョイスする事ができちゃいます。
まとめ
今回は先に到着したハンドルを我慢できずに設置した感じでした。
しかも台風の中。
この後、納品がいつになるか分からないステムを待ちつつ、ブレーキのワイヤーやアウターを準備する必要があります。
ついでにハンドルシムも。
でもまぁ、ライザーバーにした事でママチャリ以上スポーツ以下のポジションになれましたね。
5㎞以内の近距離ならクロスや今回のフラット系ピストが楽でしょうし、5㎞以上で特に10㎞以上レベルになればロード系でかつドロップハンドルが良いかもしれません。
ジテツウに使うなら、距離に応じて、また道路事情に応じてハンドルは変化させると良いかもしれません。
今回購入のカーボンライザーバーはアリエクスプレスで2,000円しない位の価格で購入可能です。
様々なサイズのハンドルバーを試してみたい方は必見ではないでしょうか。
通常では、1つないしは2つ程度のハンドルやステムで「決め打ち」をしている事が大半だと思います。
それが本当に身体にマッチしているのかも分からないまま。。。
特に今回の様なハンドル・ステムのチョイスでは、「トムソン」というビッグネームが筆頭に上がると思います。
ステムだと安くても5,000円以上、高いとウン万円。
ライザーバーなども軽く1万円以上しちゃいます。
いきなりそんなもの買ってしまうと、高額アイテム故に「これが最適なんだ」と思い込みたくなってしまうものです。
お金が無い時ほどこの傾向は強いと感じます。
であれば、数千円の出費はありますが複数の安いアイテムでベストなサイズを選び出して、しっかりポジションとサイズが固まったら改めてトムソンなどの「超精度」の兵器を購入した方が、色んな意味で幸せになれると思います。
更に言ってしまえば、今回の様なチョイス(ライザーバーとステム数種類)はMTBやピスト、ファットバイクにがっつり使用できますし、ロードにもステムは使用できちゃいます。
つまり汎用が効くって事でしょう。
最近の中国製はハズレが極端に減ってますので、よほど運が悪く無ければ普通に激安購入できます。
ポジション出しでお悩みの方は一考の価値は十二分にあると思います。
ちなみに、アリエクスプレスで購入する際のポイントは、「星4.5以上」の評価を得ているショップで購入しましょう。
トラブルに遭う可能性が減り、万が一トラブルの時はしっかり対応してくれる可能性が飛躍的に上がります。
Ullicyc フルカーボン MTB マウンテンバイクハンドル 3 3k 光沢黒フラット/上昇ハンドルバー自転車部品 31.8*580 -740 ミリメートル CB186
サイズ展開はフラット・ライザー共に580~740㎜の長さ、重さは740㎜で135gと公表。1本2,000以下で送料無料と激アツアイテム。単価が安いので複数本購入してじっくりポジション出しを行う事が可能です。