サラリーマンで搾取されるのはもう嫌だ…。

自転車のヘルメット義務化!男女別おしゃれな自転車用ヘルメット

2023年(令和5年)4月1日から、自転車を利用する全ての人に対してヘルメットの着用が努力義務になる事はご存じだろうか。

今回の記事は、地味に怖い自転車事故の事例と最近のヘルメット事情のご紹介となる。

令和5年4月から法改正で自転車のヘルメット着用が義務化?

ニュースで頻繁に流れているので、自転車に乗る方は恐らくご存知だと思う。

義務化と耳にするとびっくりしてしまうが、「努力」義務が正解。

努力義務っていったい何だ?

規則と努力義務の違い

大きくは「罰則があるかないか」。

ならば別に守らなくても良いのでは?と思う人もいるだろう。

実はそうでもなくて、努力義務を守らなかったせいで高額の損害賠償を請求されたケースもある。

そう、公には表記されていないが「守らなくても罰則は無いんだけど、努力義務を怠ったのが原因で起きた事案には責任を取ってもうらからね(賠償請求など、刑罰ではない罰みたいなモノ)」という認識が正解。

具体例だと労働基準法1条第2項の後半に書かれている文。

労働条件の原則
第一条 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
② この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

「努めなければならない」の部分が努力義務。

別に守らなくても罰則は無いが、上記の②を守らず「問題」がが起きると賠償請求などされてしまう訳。

努力義務の今後

今回の案件は「努力義務」といった罰則なしの義務化である。

これは、法律に詳しい人からすると「完全義務化の前段階」だそうだ。

そう、近い将来に義務化が予想されるというわけだ。

近年、ただでさえ医療費がひっ迫した状況。

まぁ、頭部を守らず重傷などされたら、それこそ医療費がかさんでしまう。

寝たきり状態になれば、本人も国も大きな痛手となる。

そんな訳で、今回の規制化は要らん出費を抑えたい国の目論見もあると当方は考える。

そう、頭部を保護する事は、客観的に見れば国も個人も「WIN・WIN」の形となる。

ヘルメットの必要性

案外蔑ろにされがちな「自転車のヘルメット」。

ダサい?

髪型が崩れる?

荷物になる?

など色々ネガティブな理由があると思う。

しかし

ニュースでもよく言われているように、交通事故時の死亡は頭部損傷が本当に多い。

ノーヘルは死亡する確率も3倍に上がる。

ヘルメットをしていれば助かった命が沢山あったというデータは色々な自治体が公表している。

某ニュース番組のYouTube動画を貼っておく。

ヘルメットの重要性が良く分かる動画になっている。

4分位なので、ぜひ観て欲しい。

 

少ししっかり考えてみよう。

車のシートベルト、20〜30年前以前はしていないのが割と普通ではなかっただろうか?

また、飲酒運転も割と普通にしている事が多くかったと思う。

(昔は良かったと言っている訳ではないので、誤解なきよう)

 

だいぶ話がそれたが、何が言いたいかというと「どうせ近いうちに義務化になるなら、今のうちから色々慣れておく方が良いのでは」と考える。

また、今なら自治体からヘルメット購入の補助金が出る地域も。

なので、思い切ってヘルメットデビューがいろんな意味でハッピーになれると思う。

もちろん、頭部の保護もなされるのが一番良い訳で。

自転車のヘルメットの選び方

現時点でのヘルメットは、それなりにラインナップが充実している。

今後も義務化の追い風で更に開発が進んで、色々な種類の商品が出てくるだろう。

種類としては何種類かあり、お好みのデザインで選ぶと良いだろう。

大前提として、SGマーク・JCFマークがあるのが望ましい。

また海外製のヘルメットは欧米人の頭蓋骨の形状に合わせた作りになっており、「ハチ」の張った日本人には合わないことも。

※自転車のヘルメットは着用義務が無いため、安全規格は無い状態。SGマークやJCF公認など色々あるがここでは割愛する。

 

なので、「試着」はマストと考えるべき。

ネット通販で決め打ちするのはかなり無謀。

 

どうしてもネット通販で買いたい場合は…、

実店舗で試着してからポチる…、

モラル的にあまり推奨できない手法だが…。

 

また、先の動画にもあったが最近は自治体がヘルメット購入に対して補助金を出すところも沢山ある。

自治体によっては、ネット通販でも補助対象になるところもあるので、ご自身の自治体のHPなどで確認される事をオススメする。

 

恐らく個人的に考える一番お得に買う方法は…、

  1. 実店舗で試着してサイズ感とかチェック
  2. 楽天やAmazonで「お気に入り」に入れてお好みのセールまで待機
  3. 最大の割引やポイントバックの恩恵にありつく
  4. (ネット通販に対応してれば)お住いの自治体の補助に申請

日本人の頭に合った形状のものを選ぶ

先に少し記載したが、日本人の頭は欧米人と違うので、海外製のヘルメットが合わない事が多い。

ハチが張っている日本人は8~9割ほどと大多数を占める。

なので、日本人(アジア人)向けの商品を作っているメーカーや、欧米企業でも「アジアンフィット」と表記されている商品が望ましい。

おすすめメーカーと商品

ここからは、日本人向けのメーカーと商品をいくつかご紹介しておく。

もちろんネットでも購入できるが、実店舗での試着を強くおすすめする。

OGK Kabuto(オージーケーカブト)

OGK Kabuto(オージーケーカブト)というメーカーは大阪に拠点を置くメーカー。

モータースポーツされている方もご存知かと。

バイクや自転車のヘルメットを手がけているメーカー。

日本人の頭の形状を知り尽くしており、多くの方は自分に合った商品が見つかると思う。

また、いわゆるスポーツタイプのヘルメットだけではなく、普段使いに特化したお洒落でお手頃価格の商品も最近は充実している。

当方的にはイチオシと言って良いメーカーである。

OGK Kabuto(オージーケーカブト)公式HPより

デイズ DAYS

 

 

デイズ DAYS

SG基準の普段使いに特化したモデル。カラバリは2種。

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シクレ SICURE

シクレ SICURE

女性向けのお洒落なタイプ。もちろんSG規格。カラバリは3種。

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リベロ LIBERO

リベロ

キャップタイプ、個人的は街乗りにはもってこいと思う。超人気アイテムにて入手が困難。予約必至。カラバリは2種。

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KOOFUシリーズ

OGKサイトでは「スポーツタイプ」に位置されているが、個人的は街乗りとスポーツタイプの中間的なビジュアルと感じる。

快適性・見た目を重視するなら狙い目となる。

JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マークもあり、やはりこちらもスポーツタイプの信頼性の高いタイプ。

KOOFU BC-GLOSBE2

JCF(公財)日本自転車競技連盟公認マーク。ハイエンドタイプ。カラバリは5種。

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KOOFU CS-1

KOOFU BC-GLOSBE2より更に街乗り向けといった感じ。カラバリは8種あり。

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CANVASシリーズ

キャンパスシリーズはストリート色が強めのデザイン。

ただ、不思議とどんな自転車にも合うのが嬉しい所。

JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マークもあり、やはりこちらもスポーツタイプの信頼性の高いタイプ。

CANVAS-CROSS

ストリート色が強めですが、シンプルなデザインのため色んな自転車にマッチする不思議なデザイン。カラバリは8種。

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こちらのキャンバス・スポーツは先のキャンパスクロスよりシャープさが増したモデル。

CANVAS-SPORTS

キャンパスクロスよりシャープなデザイン。値段も手ごろ。JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マーク。カラバリは10種。

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こちらのキャンパス・アーバンはツバ付きモデル。

JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マーク付き、カテゴリはスポーツタイプですが街乗りデザイン強めです。

CANVAS-URBAN

カラバリ10種あり、ツバが付いたお洒落なタイプ。

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VITT

こちらのヴィットは一見すると自転車ガチ勢のモデルっぽいが、前面シールドが付いたモデルにてご紹介しておく。

メガネを掛けた方にオススメしたい。

紫外線カット機能が付いていない眼鏡の方など、紫外線が気になる場合、わざわざ高額な度数入りサングラスを買わなくても、通常セットの紫外線カットシールドで対応できる。

JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨マーク付き。

VITT

シールド付きのヘルメット。紫外線カットなので気になる方も、普段の眼鏡で乗れちゃいます。

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まとめ

いかがだろうか、最近はお洒落なヘルメットが増えており旧来の「ちょっとデザイン的に。。。」といった野暮ったい物だけで無い事がお分かりになったかと思う。

 

しかし、デザイン的にクリアでも、ヘアスタイルをビシっと決めた方だとまだ抵抗はあると思う。

この辺は難しい所である。

バイクに乗る方は割り切っているが、いずれ自転車のヘルメットも「義務化」した時は諦めざる得ないと思う。

それまではかぶらないか、補助金など利用してお得なうちに早めにアクションするか。

 

個人的には事故った時の恐怖が何より先行してしまうので、「かぶる」側である。

自転車で転んだり、追突事故などに遭遇すると「一番重い」頭が先に地面に向かって行く事は自転車乗りなら誰でも知っている事。

「自分は大丈夫」なんて根拠の無い自信を持つ人こそ、たいがい運動神経が無い人なのでかぶる事をオススメする。

 

「車にドーンって追突されて吹っ飛んで、綺麗に受け身取れる自信ありますか?」

と聞くと、「事故なんてそうそう無いし・・・」と意味不明な回答する人もけっこういる。

日々訓練している武道家やスタントマンなどの人たち以外、普通の人は無理である。

年間65,000件以上の自転車交通事故があり、178件/1日ほど自転車事故は起きおり、これは宝くじより全然可能性的に高い訳である。

自身だけでなく、家族などにも迷惑を掛けてしまう前に今一度考える事を強くオススメする。

  • B!