2017年11月のCRCのブラックフライデーセールで購入したドロッパーシートポストがようやく届きました。
注文してから3週間弱かかりましたね。いつもはもっと早いのいで、ちょっと心配になりました。
さて、早速DUDEに装着してみますか。
今回購入したドロッパーシートポスト
「Brand-X Ascend II ドロッパーシートポスト」です。
いわゆるノーブランド品なのですが、作りは価格以上との評判です。
ドロッパーシートポストとは
アジャスタブルシートポストとも如意棒とも言われてますね。
もともとはレンタルサイクル用の用途で開発されました。手元でシート高を調整出来る優れもの。
人によってシートの高さを変えないといけない訳であって、その手間を省く為のアイデア製品なのです。
ですが、その機能はMTBの世界であっという間に広がりました。
そりゃこんな画期的な機能は当然そうなりますな。
山の上りはシートを上げてペダリング効率向上、下りはサドルが邪魔になりますので下げて走行。
それを手元の操作で簡単にできちゃうわけです。
動力は「油圧」、「バネ」、「空気」と色々。
あと購入に際してはサイズ(径)に注意が必要。
ロードやクロスバイク系は「27.2mm」が一般的ですが、実際はブランドによってまちまちなのが実情。
MTB系なら、「30.9mm」、「31.6mm」この辺が主要なサイズでしょうか。「34.9mm」なんてサイズもたまに。
若干の差ですが、うっかり間違えるとかなり厄介なので購入前はのぎす等でしっかり測ってからポチった方が良いです。
昨今のドロッパーシートポストの状況
こんな便利なヤツなんですが、問題点が2つほどあります。
- 価格
- 重量
この2つがけっこう厄介な問題となってます。
1.価格
今回購入した商品がちゃんと無段階調整できる機能を有しているもので、恐らく最安値でしょう。
それでも13,000円ほどします。3段階調整などなら8000円とかもあります。
一般的なブランド名が付いたものは軽く20,000円以上します。
THOMSONなんてブランドなら軽く40,000円超えです。下の画像は50,000円くらいします。。。安いママチャリ2台買えます。
Thomson - Elite Covert ドロッパーシートポスト
・・・質感・機能は素晴らしく所有欲は十二分に満たされますが、ちと高いですよね。
2.重量
こいつもけっこう厄介な問題です。
モノにもよりますが、だいたい450g~となり、通常のシートポストの2倍以上します。
でも、この問題は気合と体力で何とでもなりますがね。
実際の装着手順
今回購入したのは、フレーム内に配線を通すタイプではなく、外を這わせるタイプを購入しました。
「ステルスタイプ」ってフレーム内を通す選択肢もありましたが、当方のDUDE CFは配線を出す穴の空きが無く、フロントディレイラーを取ってシングル化すればフレームの穴がひとつ空くのですが、まだそこには着手してないもので・・・。
(ちなみに下線部の穴無しの件にはオチがあります)
これが純正のシートポストですね。
で、今回装着するのがこちら
このタイプ以外が、フレーム内を通す「ステルスタイプ」です。
メリットはフレーム周りの配線が減ってスマートな感じになりますが、前提としては配線を通すスペースが無いと出来ません。
組み立て作業
説明書は当然ありますが、「英語」です。
グーグル翻訳に手入力すれば何となく分かりますが・・・面倒です。
なので、勘で組みました。
この記事が同様の商品購入された方への説明書代わりになれば幸いですww
サイド部にワイヤー設置
まずはサイドの出っ張り部にワイヤーをセッティングします。
なのでカバーを外します。これも取説には構造が具体的に記載してませんので、ちょっと迷います。
矢印部の部品を外しますが、構造が不明な為迷います。
外し方は、「下に押す」です。後ほど部品単体の画像を載せます。
先端部のフックで引っ掛かっている構造です。
次にワイヤーを準備します。
グリスアップしようか迷いましたが、うっすらオイルが付いているため今回はグリスアップは止めました。
説明書の画像通りに準備して・・・
こんな感じです。
先端のタイコ(先端にある円柱状の金属のことですね)をセットします。
外側のコードを押し込んでフタします。
操作レバー部の組み立て作業
次にタイコが付いている方の反対側に操作用レバーを組み立てます。
これがなかなか厄介でした。
まずは付属のこの部品をご覧下さい。
真ん中に穴が空いてます。ここにワイヤーを通すのですが、穴が半分閉じてます。
なので、六角で広げてあげます。
こんな感じで六角が入る箇所があります。
これでワイヤーが通ります。
そして、説明書の写真通りに順番にワイヤーを通していきます。
この時に注意しないといけないポイントがあります。
それが以下になります。
矢印の部分にチラっと写っている金属の出っ張りがあります。
この出っ張りを微妙に下にさげてあげます。
こんな感じにです。これでこの穴に先ほど六角で調整した部品が入る事になるのです。
こんな感じです。なんとか上手い事ワイヤーを通してあげてください。
そうしたら、ラジオペンチか何かで引っ張ってあげます。
そして固定作業になります。
当初ワイヤーが通る様に穴を緩めましたが、今度は固定する為に締めます。
固定が出来たらバイクに仮設置してみます。
と、ここである事実が発覚します・・・。
続きは後編にて。