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ファットバイク輪行 行ってみよう日本の端シリーズ 北端・東端編

ファットバイク持って行ってみよう「日本の端っこ」シリーズ、

今回が最終回となります。

いよいよ残りの「北端」と「東端」のお話です。

日本国内の東西南北端に「とりあえず行ってみた」って感じのしょうもない記事でございます。

あと、おまけで函館市の人気ホテルのご紹介もあります。

いずれも北海道旅行の参考になれば幸いです。

今回の旅は1,840km/4日間半で完走しましたが、案外イケるものだという事が分かりました。

けっこう長文ですので、ブックマークして頂いてダラダラ読んでもらえればと思います。

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のんびり輪行旅行の予定が・・・

2018年3月中旬に南端と西端を制覇し、お次は現在住んでいる北海道内の「日本最北端の宗谷岬」、「日本最東端の納沙布岬」にのんびりと輪行旅行でもしよ~っと。

と、快適な北海道の夏場に連休取って行こうと、お気楽計画してました。

がしかし!

『4月中旬に転勤辞令』 発動!

はい、なんと沖縄旅行から1ヶ月もしないうちに異動となってしまいました!

異動先は四国です。

交通の便を考えると、異動してから再度北海道に来るのは、か・な・り厳しい事は容易に想像できます。

ならば残り3週間のうちに制覇を・・・。

と決意。

ついでに車の修理の為に、以前より良くしてもらっている函館の整備工場にも。。。

さらに函館にある日本で3本指に入る「朝食が美味いホテル」にも最後の最後に突撃しちゃおうという計画。

最北端と最東端の場所

前回の記事でもご紹介しましたが、あらためてご案内です。

これが「本当の最東西南北」です。与那国島以外は通常行く事が非常に困難な場所です。

そして、こちらが「民間人が普通に到達可能な日本の最東西南北端」です。

一般庶民はこれで良いんです。

地名は、最北端のある所は、「宗谷岬(そうやみさき)」です。

稚内市ですね。

最東端は「納沙布岬(のさっぷみさき)」、

こちらは根室市です。

いずれも名前は知ってますが、行った事は無い場所でした。

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輪行?自家用車で自走?

ざっくり距離計算してみると、自宅のある登別市から宗谷岬まで500km弱。

そして納沙布岬も500km弱。

当初は距離と時間を考えて「千歳空港からの空路」や「札幌からバス」を考えてましたが・・・、

北海道出身の同僚から「車で行った方が絶対良い」とのアドバイスが。

理由は、

  1. 距離はあるが、想像するより体力的な負担は軽い
  2. 自家用車で行くと、途中の見所に簡単に寄る事が出来る
  3. 道路も広く信号が全く無く、高速もあるため休日の限られた時間内に行く事が可能

との事。

そんなわけで、マイカーで突撃する事になりました。

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旅行スケジュール

2018/4/3仕事明けスタート

4/4~6の合計3.5日分で計画。果たして行けるのか?

  1. まずは4/3の仕事明けに、旭川市を目指します。そこで1泊
  2. 翌日4/4に宗谷岬に行き、そのままオホーツク海沿岸を走り、網走付近で1泊
  3. 翌日4/5に納沙布岬に行き、釧路経由で帯広付近に1泊
  4. 翌4/6のんびりと登別の戻る

経路はこんな感じです。

1,400km以上あります・・・。

いざスタート

4/3の仕事あとに早速スタートです。

まずは旭川市に向けて高速をとばします。

ま、軽く230km位です。

新千歳空港から行くならもっと近いですね。

夕日が綺麗です。

この時期になると登別がある胆振地方は、雪は無い状態です。たまに降りますが直ぐ溶けます。

旭川市での宿泊先は「ドーミーイン旭川」です。

最近メキメキ出店している勢いのあるホテルチェーンです。

例によってトリバゴで発見しました。

値段もかなり安く、新しいのでお得感のあるホテルです。

東横インやルートインなどのいわゆるビジネスホテル系ですが、大浴場やキレイさを考慮するとワンランク上のホテルに位置されます。値段は同じ位です。

室内はこんな感じ。

真新しいホテルなので、とても清潔感あります。

シャワーも付いてますが、このホテルは「大浴場」をウリにしてますので、最上階にある大浴場に行く事をオススメします。

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士別市のサフォーク丼

旭川市で1泊し、2日目4/4最北端の碑がある稚内市に向けて出発。

と、車に乗り込もうとしたら・・・

雪が積もってます。。。4月ですぜ。

さすが北海道。

旭川から宗谷岬のある稚内市まではこんな感じの道のり。

ま、軽く250km位なんですけどね。

ツールドフランスの1ステージ程度の距離なんですけどね。

んで、地図上にある「士別」って所が同僚の地元らしく、

超美味いお肉あるから是非食べて!」との太鼓判プッシュ。

「サフォーク」って名前のついたメニューを食べて!ってだけ聞いて突撃してみました。

そしてここがそのオススメのレストラン。

その名も「てしお」。

うーむ、シブいネーミングだ。

おろろ、

瓦が崩落しそうですが・・・。

聞けば大雪の影響でこんなになったそうな。

そしてこれがメニュー。

あるある!サフォーク!

この時点でまだサフォークが何の肉なのか知らずに来てます(笑)

当方は無難にサフォークセットを注文。

!!!

香りがもの凄い良い!

炭焼?

食べてみると、炭焼きの鶏肉に似てます。

が、何か違う。

何だろ・・・

結局何の肉が分からないまま完食。

お値段は1,100円。

味に関しての感想は、先入観ゼロの状態で何の肉か分からない状態の感想・・・、

超主観で言ってしまうと東京のレストランで食べたら5,000円は軽く超える味です。

いや、7,000円以上はする味かも。

それ位味が良いです。

んで、車に戻って色々調べたら「羊の肉」でした。

通常、日本国内で消費される羊肉はニュージーランドやオーストラリア産のものですが、この士別のサフォークは日本国内で飼育され・牧草で飼育され・希少品種ときたもんだ。

超高級の部類になるそうです。

味も絶品なので、北海道旅行で士別付近に来る事があれば是非食べに行って欲しいです。

あ、ネット通販でも手に入るみたいです。

ですが士別産では無く、せたな町産ですね。

それでもけっこうイイお値段します。。。

やはり当方の「東京で食べたら5,000円以上の価値」はあながち間違って無さそうです。

満腹&心も満足になりいざ宗谷岬へ

日本最北端の碑

士別を出発してほどなく、

どんどん雪が増えていきます。。。

繰り返しますが、4月ですよ。。。

真冬だとどんだけ積もってるんでしょうか。

途中のパーキングで撮った1枚がこちら。

トラックの高さまで雪が残ってます。

え?

雪かきして積まれた雪ですって?

多少は積まれた分もありますが、基本的に次の写真でも分かるように、普通に降った分が残ってるんですよ。

下の画像の建物の奥は普通に平原です。

見えてる高さの雪が向こうの方まで延々と続いてます。

ちなみにけっこうサイクリストが多いみたいで、こんなのもありました。

いや~、真夏にロングライドで宗谷岬行ったら絶対楽しいだろーな~~~~

そしていよいよ・・・

北緯45度31分22秒 東経141度56分12秒

日本の最北端に到着です。

なんか軽装でピースしてますが・・・、

実はこの時はかなりの暴風で体感温度は「極寒」でした。

体感的には軽く氷点下レベルの寒さでしたね。

周囲を散策する元気も気温も無いので、早々に次の目的地の網走市に向かうとします。

なんと車を降りてからの滞在時間10分弱(笑)

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網走市

宗谷岬を出発して、オホーツク海沿岸をのんびり走ると、網走市に着きます。

5時間とかグーグル先生は申してますが、実際はそんなかかりません。

なぜなら、車はほとんど走っていないですし信号も全然無いです。

場所によっては数十キロ信号無い時もあります。

普段都会で車乗っている人がここ走ったら相当びっくりすると思います。

本当真っ直ぐな道が多く、見晴らし最高な道です。

ちなみにこの辺りのレベルになると、大手のコンビニもほとんど無いです。

が、北海道の顧客満足度No1の「セイコーマート」はしっかり点在してます。

このセイコーマートは、「こんな所になぜコンビニが・・・?」って所にあります。

地域の方々には非常に助かると思います。

北海道旅行に行ったら是非お立ち寄り下さい。

ホットシェフのお弁当やから揚げがメチャ美味いので。

網走市に着いたらすっかり遅くなってましたので、ホテルの近くの居酒屋で絶品海鮮料理を食べに行きました。

ホテルのパンフにあった「吉田三八商店」さん。

大変美味しゅうございました。

この場を借りてお礼を申しあげます(笑)

本州だったらいったい幾らすんのか分からない位、美味しい海鮮丼です。

北海道はホタテが美味いってイメージを本州の人は持ってますが、ホタテだけでなく牡蠣も絶品なんです。

これまた絶品の牡蠣の酒蒸し。

そして・・・、

このお店で最も美味しかったのが、この豚串です。

地元産の豚らしいのですが、超美味いです。

甘みとジューシーさがたまらないです♪

沖縄でアグー豚の串を食べた以来の衝撃です。

あまりに美味くて、この2本組を4セット頼んでしまいました。

吉田三八商店さんに行ったなら絶対注文した方が良いです。

ちなにみ網走のホテルも「ドーミーイン網走」です(笑)

ここも新しくてキレイでした♪

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いざ日本最東端の根室市へ

網走で何気に舌鼓を打てて満足気に根室市へ向けて出発。

3日目4/5は若干天気に不安のあるものの、雪はまだ降っていない状態で網走スタートです。

北海道旅行に行く際は、5月中位まではスタッドレスタイヤは必要です。

特に峠を越えるドライブ行く際は間違いなく必要です。

レンタカーなら通常付いてますが、借りる際は一応確認した方が良いかもしれませんね。

ちなみに網走から根室に行く際はご覧の様な峠を走ることになりますので、運転は慎重になりますね。

絶品寿司屋「花まる」

根室市に到着したあたりで、昼前でしたが空腹に耐えかねて食事処を検索。

もちろん海産物系を食べたいと探してみると、「花まる」というお寿司屋さんが評判良さげです。

画像はチラチラ雪降ってますが、実際はけっこう吹雪いてましたね。。。

ちょっと早い時間でしたが、年配層の方々が沢山いました。

んで、ぱっと見た感じ「あれ、大丈夫かな?このお店の味は」と心配になる様な見た目のお寿司たち。

下の画像は「炙りサーモン」ですが、ちと微妙な見た目ではありませんか?(写真の腕が悪い分を差し引いても)

しかしながら、味は絶品でした(笑)

サーモン以外も絶品で夢中で食べました。

店員さんが目の前にいた為、写真があまり撮れなかったのが残念。

他に撮れた画像が、こちら

さんまのつみれ汁です。激ウマです。

あとあと北海道の人に聞いたら、この「花まる」ってお寿司屋さんはかなり有名なお店だった事が判明(笑)

北海道で有名って事は・・・、そりゃ美味いワケだ(笑)

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日本最東端の碑

そしてお寿司屋さんを出てしばらく走ると、いよいよ到着です。

北緯43度23分6.2秒 東経145度48分58.6秒

日本の最東端に到着です。

ここでも雪と風で極寒でした。

見所もそこまでなかった為、これまた早々に退散(笑)

これで当初の目標の「日本の東西南北端制覇」が達成されました。

結局慌てて突撃したので、今回は輪行にはならなかったですが・・・(汗)

この時点でけっこう満足してしまい、もう1泊の予定でしたが自宅に帰りたい症候群が出てしまいました。

当初は時間があれば、これまた行った事が無かった「十勝平野」に行ってみて地平線を眺めて、帯広市で豚丼を食べる予定でしたが・・・。

厚岸町の絶品牡蠣

根室市から釧路市へ行く手前にある「厚岸町(あっけしちょう)」という町は、北海道で屈指の「牡蠣」の名産地です。

同僚からも「厚岸の牡蠣は絶品だから是非寄った方が良い」と言われていたので、ちょっと寄り道。

ここは、「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」という道の駅です。

それはもう牡蠣好きな方は垂涎ものの施設です。

各所に牡蠣料理が食べられるレストランがあり、和風やイタリアン、BBQ形式など色々楽しめます。

そこまで空腹で無かったので、味見程度に酒蒸しをチョイス。

肉厚な牡蠣です。

牡蠣にはそんなうるさく無い人間でも、違いが分かる位美味しいです。

北海道恐るべし。。。

登別に帰還と後日函館市へ

結局、納沙布岬に到着後に妙な満足感と疲労感に襲われて、十勝平野は「今後の北海道旅行時までお預け」としてしまいました。

なので、厚岸町から真っ直ぐ登別市に向かいました。

ほんの400km位ですが。ははは。

で、途中に「トマム」という所を通過するのですが、山なんです。

んで、丁度この日は天気が大荒れとの予報が・・・。

トマムに近づくにつれて、雪が・・・。

一瞬、桜かと勘違いしますが、4月の道東はまだまだ桜は咲きません。

開花は5月です(笑)

そしてトマムに入るとこんな感じ。

はいはい、滑りますよ~。

そしてなんとかヘロヘロになりながら帰宅しました。

結果的に2.5日で1,400kmを走破しました。

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数日後に函館市へ

さすがに翌日に函館行く元気も無く、別日に行きました。

過去に2年間住んでいた函館市、もう当分来れないと思うと少し残念です。

悔いが残らないように、今回は函館市で超有名なホテルに宿泊します。

ちなみに登別~函館間は約200kmです。往復400km。

ラビスタ函館ベイ

旅行好きな方なら聞いた事あるかもしれません。

このホテルは朝食が有名で、国内の朝食が美味しいホテルランキングで常に上位に来て、かつては1位になった事もあるホテルです。

ぱっと見はちょっと古びたホテル、フロントの写真は撮れていないのですが高級ホテルって感じです。

でも実はこのホテル、宿泊料はそんな高くないんです。

私が泊まった時はオフシーズンで平日って事もあり、10,000円位でした。その辺のビジネスホテルと変わらないです。

室内とその他施設

まずはお部屋。

シックな感じのお部屋です。

そう、このホテルにはコーヒーミルがあり、自分で豆を挽いてコーヒーが飲めるんです。

豆はモカでした。香りは良いのですが、酸味があるので日本人では苦手な人も多いのですがね。

ちなみに、宿泊客には中国・韓国が多いと思いきや、欧米人がめっちゃいました。恐らく団体様かと。

大浴場の横のラウンジから函館の夜景が見れます。

総じて普通のビジネスホテルと変わらない値段ですが、中身のお洒落度は断然こっちが上です。

噂の朝食

さて、いい加減引っ張って来ましたがいよいよ朝食です。

どん!

どどん!

どどどん!

どどどどん!

えっと・・・、バイキング方式なのですが、撮影が困難?

いや、お客さんがごった返してて、更に従業員の忙しそうな感じ、写真撮影しにくい空気感がプンプンでしたので、食べ物が並んでいる箇所の撮影はしませんでした。

上の写真のお料理ですが、「全部」が美味いです。

たいがいメイン(目玉)のお料理が美味しく、他の料理はいまいちって所は沢山ありますが、ここは「全部」味が良いです。

これは人気出ますわ。

やはり北海道なので、海鮮系が美味しいのですが煮物なども絶品です。

ちなみに当方はイクラ&サーモン刺身&エビの丼を作って、朝から3杯いきました(笑)

さすがにそれだけ食べると、夕食までお腹空きませんでしたね。

普通に他の食堂で食べたら1杯3,000円位しますので、軽く元を取ってしまいました。

朝食のワンポイントアドバイス

このホテルの最大の目玉にて、食堂の開店からピーク時間は並びがえらい勢いで発生します!

ピーク時間は時期によりけりなので・・・、

だいたいのピーク時間はフロントで聞くとその時期、その曜日のピーク時間を教えてくれます。

なのでピーク時間を過ぎると並ばなくて済みます。

そこで心配なのが、メニューで完売が出てるのでは・・・!?

の心配。

でも大丈夫です!

そこも心配でしたので、当方は確認しました。

絶対に売り切れメニューを発生させないのがポリシーらしいです(笑)

なので気合入れて早起きして開店待ちする位なら、少しゆっくり起床してのんびり行っても十分楽しめます。

・・・あ!

よくよく見たら花畑牧場のデザートコーナーあったんだ!

完全に極上の海鮮に目が眩んでデザート見て無かった・・・。

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まとめ

けっこう長い記事になってしまいました。

日本最北端と最東端、北海道にありますので北海道旅行で行くならターゲットにしてもアリでしょう。

今回の当方の様に、車で行くなら夏場をオススメします。

記事内にあった通り、4月などは普通に吹雪に見舞われる事になります。

運転が好き、また複数名で行く、など車の運転が困難で無いなら北海道旅行は車をオススメします。

要所要所を回って、函館出発から最終地点を帯広空港とかにしても1,600km位です。

10日間あれば余裕で回れますし、1週間でも何とか行けます。

最後の帯広でレンタカー返却で、東京行きの飛行機もありますし。

この経路は行きは東京〜函館間はLCC、帰りは帯広から東京までJALやANAって経路ですが、LCCオンリーで行くなら、帰りはもう少し走って新千歳空港まで行くって手もありますね。

最近はLCCの便が増えてますので、北海道もわりと簡単に行き来できます。

現在は新千歳・函館・釧路に就航してますので、上手く計画組めれば格安で北海道旅行行けそうですね。

ツアーも楽ですが、自力で走破するのもまた違った楽しみがあります。

関連記事:ファットバイク輪行 行ってみよう日本の端シリーズ 南端・西端編

関連記事:ファットバイク輪行 行ってみよう日本の端シリーズ 序章

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