サラリーマンで搾取されるのはもう嫌だ…。

【WBC番外編】DIY 2×4材を使ったパソコンデスク

2018年9月14日追記

当初作成した天板が思いのほか使いづらかった為、再作成してます。

 

前回のDIY記事で告知の通り、今回はDIYでパソコンデスクの作成となります。

設計図も描かず、色合いも適当なわりにけっこう良い出来でしたので、今後デスクやテーブルを作成予定の方へ参考になればと思います。

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パソコンデスク作成の経緯

以前よりパソコンデスクが欲しいと感じておりました。

なぜかと言いますと、現在のパソコン環境がこんな感じだからです。

(散らかっててスイマセン)

こんな感じで、小型のメタルラックにモニターアームを固定して車輪付けて可動式にして使ってました。

椅子は無く、ソファに座ってワイヤレスのマウスとキーボードで操作してました。

ですが、ソファに座ってのタイピングが非常に困難と感じてきていたのです。

作成したパソコンデスク

設計図は描いてません(笑)

だいたいの大きさを考えて資材を購入して来ました。

構造もカラーリングもイメージから作ってみましたが、思いの他良い感じに出来ました。

(自画自賛)

 

≪全体像≫

今回使用したカラー塗料は、背面にある棚と同じ物なので結果的に色合いが似た感じになりました。

良く言えば統一感があるって事かと。

今年の夏は酷暑にて、少しでも清涼感のある色にしてみました。

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≪細部の紹介≫

PC本体が乗っているメタルラックは当初モニターアームを乗せていたメタルラックです。

丁度ぴったりデスクの下に収まりました。

 

ちらっと見えるのが、天板を固定しているナットです。

天板は1×4材を重ねている構造で、ドリルで穴を開けて長い両ネジボルトを通して締め付けている構造です。

また、テカテカしてる天板は水性のウレタンニスを3回塗った状態です。

少し天板を持ち上げるとこんな感じ。

 

背面と言いますか、反対側は赤い板にしてます。

一応リバーシブルのつもり。

あと、横の台座と若干隙間が空いてますが、これは天板に歪みがあるのが原因です。

いかにもDIYで作ったものといった感じです。

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≪裏面≫

ご覧の様に天板を支える金具を入れてます。

耐加重はけっこうありそうです。

天板自体が30kg位ありますし、作業の途中に当方が何気なく天板に乗ってもびくともしませんでした。

ちなみに当方は今現在80kgでござい。

したからのぞくと1×4材を重ねているのがよく分かりますね。

黒色の線は当初、天板もリバーシブルにしようと計画してた名残です。

簡単な作業風景

詳細な作成風景は撮ってないのですが、途中途中の画像がございます。

まずは近くのホームセンターで材料購入。

カットしてもらったら、えらい量・・・。

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そして、最初の作業がこちら。

研磨作業です。

購入したての木材は面が非常にザラザラでトゲも出てます。

危険ですし塗装も上手くいきません。

まずはこれらをキレイに平らにします。

今回のDIYの為に購入した「ブラックアンドデッカーの作業台」です。

作業台はあるのと無いのでは作業効率が格段に違います。

買って大正解。

そして研磨に使っている電動工具も必須でしょう。

もし手作業でやると10倍以上時間かかるかも・・・。

購入に抵抗がある方は、ホームセンターでレンタルサービスもあります。

500円/1日とか、500円/2泊3日とかお店によってまちまちです。

電ドリ、サンダー、電ノコ、だいたいあります。

 

キレイにサンディング(研磨)したら、お次は「穴」を開けます。

最終的に太いボルトとナットで固定する為の穴です。

恐らくけっこうやりがちなのが、下の画像。

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しるし付けた後、2枚とか3枚とか同時に穴あけようとするパターン。

これやるとだいたいミスります。

ドリルが固定されていて、垂直に降ろせる環境なら問題ないのですが、基本的に手でフラフラしながら貫通させる事になります。

なので、進行している最中大概こうなります。

 

一番上はそれなりに開きますが、下の方に行くにつれて大きくズレてきます。

最終的に固定する際、ガタガタになってしまいます。

面倒でも1枚づつ行うのが良いです。

さらに、1枚でも垂直に開けるために以下のような器具を作りました。

1×4の切れ端を使って作成した、いわゆる「ドリルガイド」的なものです。

 

でも慎重に開けたつもりでもそれなりにズレは発生します。

工場や工房で作るなら、最終的にそのズレは専用の機械で平らに出来るのでしょうけど。。。

だいたい下の画像の様にばらつきが出ます。。。

 

お次は塗装です。

ご覧の通り、表に出る面は側面の細い箇所にてそれ以外は塗料の無駄になるので塗ってません。

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そして乾いたら仮組みしてみます。

一応規則性を持たせて並べてみます。

最終的には板と板の間に木工用ボンドを付けて固定する事になりますが、今回のDIYでの最大のミスはここにありました。

ドリルで開けた穴とボルトには多少の隙間があり、上の画像の様な状態で固定してしまうと「斜め」にズレる可能性が出てきます。

上から天板を見た際、平行四辺形の様な形になってしまうのです。

ズレ防止するなら、ある程度固定した状態で『一旦天板を立てて傾斜器をあてて水平と垂直』を取った状態で本締めをしないといけません。

これに気が付かない状態で木工用ボンドとボルトで固定してしまった為、今回作成の天板は「平行四辺形」状態の天板になってしまいました。。。

歪んだ状態の写真は撮ってませんが。。。

なので、枠にはめる際は若干無理やりハメ込む事になりました。

下の画像はサクっとはまらない為、上からけっこうな圧力をかけて押し込んでます。。。

 

はめた後は水性のウレタンニスを何度も重ね塗りします。

最後の1回前にサンディングしてキレイな面にして、仕上げの1回を塗り込みます。

使った材料のご紹介

まぁ、真似する人はあんまりいないと思いますが一応掲載しておきますね。

≪材料≫

  • 1×4材・・・1.5m×32枚
  • 1×4材・・・61cm×2枚
  • 2×4材・・・158cm×2枚
  • 2×4材・・・61cm×2枚
  • カラーアングル30型・・・60cm×2本
  • フラットバー30型・・・45cm×8本
  • カラーアングル連結ネジ・・・20~30個
  • カラーアングル アジャスター・・・4個
  • コーナーパッチ・・・4個
  • 両ネジのボルト・・・70cm×2本⇒余った分はグラインダーで切断します。
  • ワッシャー・・・4枚(両ネジボルトの径に合うサイズで)
  • ドリル先端部・・・1本(両ネジボルト径より2mm程度大きいサイズ)
  • L字アングル・・・2個以上(天板を支える為に使用。心配なら多めに)
  • トラス頭タッピングねじ・・・30個(予備込みで)
  • 塗料・・・ターナー色彩水性ウッドステイン×好みの色
  • ニス・・・和信ペイント水性ウレタンニス透明クリアー×300ml×1本

≪あると絶対便利な道具≫

こちらは無くても作成は出来ますが、あると飛躍的に作業効率が上がります。

購入が厳しかったら知人に借りる等してもアリでしょう。

その位あると便利です。

  • 2×4定規・・・1個。あると超便利
  • 作業台・・・便利と言いますか、無いと作成は困難かも
  • オートポンチ・・・これも非常に楽ちんです
  • 電動工具・・・作業効率が10倍以上変わります
  • ドリル各サイズ・・・下穴用に使います
  • バイス(万力)・・・カットする際など重宝します
  • 作業用メガネ・・・出来れば上下部分もカバーしてる物が望ましい
  • メジャー・巻尺・・・これないとDIYは不可能でしょう。

こんなところでしょうか。

名称だけだとチンプンカンプンでしょうから、商品リンク画像貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回使用した部品など、具体的な商品画像貼ってありますが、購入の際はサイズの確認をよく行ってからの購入をオススメします。

(リンク先の商品をそのまま購入し、同じ様に組み立てても同じ物が出来る確証はございません。こんな物使って出来た位で参考にして下さい)

今回当方はネット通販と近隣のホームセンターで購入している為、規格は同じでもメーカー違いのものもあります。

ただ、ターナー色彩などの塗料は間違いようが無いため、おおよそ画像の通りの色が出ると思われます。(モニターによっては色合いが変わりますのでご注意)

ワンポイント集

今回試行錯誤しながら作成しましたが、その中で気が付いた点を記載しておきます。

DIY上級者の方や、専門職の方からすれば当たり前の事なんでしょうけど・・・(汗)

  1. 材料である2×4や1×4を購入する際は、ネット通販はオススメしません。ホームセンターに行き購入される事をオススメします。
  2. 木材にネジをねじ込む際は、必ず「下穴」開けた方が良いです。やらないと高確率で木材が割れます。穴の大きさは、ネジの50~60%程度の太さでOKです。
  3. 設計図は面倒でも書き起こしましょう。購入の際ミスが減り、不足材料を何度も買いに行く手間が減ります。
  4. 出来れば色合いの設計図もあると良いかも。
  5. 作業台はあった方が絶対効率が上がります。
  6. サンディングは面倒でもしっかり行わないと、仕上がりが大きく変わります。下地作りも、仕上げのサンディングも。
  7. 今回作成した天板は1×4の重ねで形成される天板にて、しっかりと密着させないと塗装中のニスなどが、隙間から床に落ちます。
  8. 7に付随して、天板は塗装前に固定用の穴を開けたあと、仮組みをしてバランスを確認したら天の部分(物を乗せる場所)をカンナを掛けて、「真っ平ら」にした方が良いです。
  9. バイス(万力)・クランプはあると非常に便利ですが、今回の天板作成には大型のバイス・クランプがあると非常に便利に、しかも楽に作る事が出来ます。大型のものは高額なので、自作でもアリかと思います。
  10. ポンチを購入するなら、ちょっと高いがオートセンターポンチをおすすめします。圧倒的に楽です。

説明が必要そうなのは・・・、

1⇒高級資材なら少ないのでしょうが、安いものを狙うなら「反り、曲がり、節、穴、ヤニの滲み」などがある場合が多いです。ネットだとその辺の確認が出来ないため、ホームセンターで自分の目で確認して購入する事をおすすめします。

7⇒1の通り、歪んだ資材を購入してしまうと大変です。

8⇒文字より画像をご覧頂いた方が話は早いかと。

段差はともかく、1枚1枚の間の「谷間」がどうしても発生してしまいます。

これがけっこう厄介で、ゴミなどが溜まり易くなってしまいます。

また、掃除も大変です。

平らで無い為、拭き掃除も困難です。何回とニスを塗り込んでニスで埋めるという手もありますがかなり骨です。

まとめ

前回の棚はともかく、今回のパソコン用デスクは初心者にしてはちょっと大物過ぎました。

ミスも良い勉強にはなりましたが、いかせん長く使う物ですので今回のミスはけっこう痛手でした。

恐らく近い内にしっかりとした長方形の天板を再度作成する事でしょう。

 

似た様なデスクを作成してみようという方は、まずは「小さいデスク」を練習として作成する事をオススメします。

コストはかかりますが、長らく使う大物を作成する為には安い勉強代かと思います。

いきなり大物作ってミスるとダメージは大きいです。

使い続けるのも気分的に良くないですし、作り直しにしてもコストが大きいです。

 

しかしながら、DIYで作るとサイズや色、形も自由自在で楽しいものです。

やり直しも手直しもわりと容易にできますし。

さて次回は何を作ってみようかな・・・。

2018年9月14日追記分

上記にある通り、天板の面が凹凸がある為、ホコリが溜まり易いこととジュースや食べ物をこぼした際に、非常に掃除がしにくい事が気になってしょうがなかった為、思い切って作成し直しをしました。

課題解決には以下のポイントを改善する必要があります。

  1. 天板の面の凹凸を平らに
  2. 天板の厚みをもっと薄く

この2点を改善すべく作り直しをしました。

天板の面の凹凸改善

まず普通にホームセンターで1×4や2×4を購入すると角が取れた状態のモノを手にする事になります。

それで作成すると、こんな感じに凹凸が出来てしまいます。

これを改善するにはいくつか方法がありますが、今回当方が取った手法は・・・、

電動カンナで平らにする!

かなり強引な手法をチョイスしました。

電動カンナ・・・、実はこれホームセンターのレンタル工具には無いんです。

理由は不明です。

なので、新品か中古を購入する事になります。

色々調べた結果、中古で良さそうって事でなるべく年式の新しい中古品を購入しました。

それがこれ。

当方も初めて見ました。手動のカンナは中学生の頃に使った事ありますが、電動はさすがに・・・。

電化製品の中古って事で使用頻度が不明な為、なるべく年式の新しいものを購入しました。

実際使ってみるとかなり楽に平らにできました。

(とは言え、素人なので地味に平らでない面ですが)

ぱっと見は平らですよね。

基本的に当初作成分の天板に比べて平らなので物が置きやすい事と、隙間が無いため掃除が容易です。

また、前回の失敗を繰り返さない様に、今回は真四角を目指して組みました。

ご覧の通り、縦に立てて垂直と水平と取り固定します。

天板の厚み問題

当初の天板の構造は下の画像の通り、枠の上に天板を乗せるスタイルです。

 

よって、枠と天板分の厚みが出てしまう訳です。

この厚みが厄介で、必然的に腕の位置が高くなってしまい、タイピングが疲れてしまう高さになってしまいます。

そう考えれば、テーブルやパソコンデスクは基本的に天板は「薄め」ですよね。

よって、枠を取っ払って天板に脚を直付けする事にしました。

カラーも前回とはガラっと変わって・・・

外車によくある2本のラインが入った車のボディをイメージしてブラックの下地に赤の2本ライン。

まだまだ脚の固定や、ニス塗りで課題はありますね。

あとフチをL字アングルで補強したりでこんな感じになりました。

 

 

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