デロンギデディカを購入してちょうど半年位が経過しました。
初登場としての商品でその後の性能や故障、問題点のレビューが世界各国で出始めている模様。
当サイトでも読者様からのご質問もありましたので、リクエストの豆と半年使用後の刃の状態をご案内してみたいと思います。
使用開始から半年経過
あっという間に半年が経過しました。
使用状況と主に挽いていた豆のご紹介です。
- 使用頻度は毎日、グラム数にして60g、月2回程度300gを一気に挽く事もあり。
- 豆に関しては浅煎り豆はほとんど無く、油が浮く一歩手前のフルシティローストが90%、油が浮いているフレンチ~イタリアンレベルが10%。
- 清掃は「1度」もしてません!
上記のような使用条件となります。
汚れ具合
実験検証を目的としてましたので、意図的に清掃などのメンテナンスと行ってませんでした。
マネされる方は自己責任で・・・。
汚れ具合はこんな感じです。
実際の挽き具合比較
最初は読者様からのリクエストでの実験です。
あとプラスαで、油テカテカの豆は挽けないとの噂もありましたので、スタバのイタリアンローストの豆の合わせて実験です。
PIKE PLACE(スターバックス)
こちらの豆で実験です。
挽き加減は、1番~18番まである中から
1・6・9・12・15・18番からチョイス。
1番は細挽き、18番は粗挽きとなります。
何となく上に豆置いてみました。
以下に拡大画像を。
1番は極細挽きとなります。エスプレッソの時使用される細かさです。
一応比較対象がありますので、載せておきます。「丸デ」が購入直後のデディカ極細挽きです。
結果としては半年経過後も「変化なし」です。
続いて6番です。中細挽きって所でしょうか。
こちらもバラツキはありません。
お次は9番
やはり問題無さそうです。
次は12番
次は15番
ここから「ある事」気が付きます。微粉なんですが。。。
最後は18番
比較対象に購入直後の粗挽き画像を載せます。
結果として
豆のロースト具合が一緒でない為、完全な比較が出来ませんが微粉が少し多い気がします。
しかしながら、微粉に関しては以下の要因が考えられますので一概に「汚れ」が要因かと言われれば違う気もします。
- ロースト具合による破砕され易さ
- 汚れによる破砕不良
- 細挽き実験時の残り
こんな感じの要因が考えられますが、個人的には1番のロースト具合によるものが一番の要因かと思います。
ローストが進めば豆は大きくなります。
そして、中身は「スカスカ」になっていきます。
つまり、簡単に割れやすくなります。自家焙煎している方は直ぐ分かると思います。
関連記事
-
-
デロンギ デディカKG521-M コーヒーグラインダーレビュー
2017年9月15日新発売の「デロンギ デディカ KG521-M」を入手しましたのでレビュー記事を書きたいと思います。 エスプレッソ用の極細挽きから、フレンチプレスや松屋式用の粗挽きまで ...
イタリアンロースト(スターバックス)
続いてスタバで販売していた一番深煎りの「イタリアンロースト」で実験です。
ちなみに豆のテカリ具合はと言いますと・・・
左が先に実験した「PIKE PLACE」、右がイタリアンローストです。
まぁ、両方油浮いてるんですがね。。。
まずは1番
6番
9番
12番
15番
18番
結果として
12番までは先に「PIKE PLACE」と同じ様な挽き具合ですが、粗挽きの15番・18番になると微粉が多い感じです。
あと粒子のバラツキが見られますね。
しかしながらこれは購入時と同じ感じ。
購入時から思ってましたが、相対的に「細挽き」が得意なグラインダーですね。
まとめ
今回の実験より、
- 油テカテカの豆も問題なく挽けた
- 使用半年、挽いた豆は14kg以上ですが問題無く挽けている
- 極粗挽きは微粉が出やすく、粒の大きさにバラツキがある。が、必然の様な気もする。
という結論となりました。
1に関しては、イタリアンレベルの深煎りがお好きな方は頻繁にメンテナンスを行うのが一番かと思います。
まー当然と言えば当然ですが・・・。
2に関しても1同様、油テカテカの豆でなければ14kg使用位なら問題無しです。
が、故障とか衛生面等気になる場合はメーカー指定通りのメンテナンス頻度で行った方が無難。
3に関しては得意不得意の関係もありそうです。デディカは「細挽き」が得意かと思われます。粗挽きも出来ない訳では無いので、誤解なきよう。
また、ロースト具合で違いが出るため、スカっとキレの良い粗挽きコーヒーが飲みたい場合は、茶こし等で微粉を除去すればOKでしょう。
けっこう価格は安くなってきてますね。
価格的にはカリタのナイスカットGと同レベルになりました。
こうなると完全に好みとなりますね。
これらのラインナップの下に、少しお安くボンマックもあります。