香川県に来てから3回ほど焙煎をしましたが、ある事に気が付き焙煎環境を少し変えてみようという事になりました。
それに伴い、焙煎機を作成した時以来のDIYにも久々トライ。
こんな感じになりました。
青空の下焙煎
北海道ではキッチンの換気扇の下で毎度焙煎してました。
メリット・デメリットはありますが、実際は「そうせざる得なかった」が本音。
今回入居した香川の物件は、な、な、なんと!
テラスが付いていたのです。
しかも水道付き。
けっこうな広さがあり、ご覧の様にDIYもできちゃう位です。
柵の高さも申し分無い高さです。
外からは見えません。
ならば・・・、テラスで焙煎しちゃおう!
となったワケです。
テラスでの焙煎
まずはメリットから。
- 部屋中に充満していた煙問題から開放される
- 冷却時にチャフ飛散防止の洗濯ネット準備から開放される
- 生豆の水洗いが楽になる
- もし火災になっても延焼が最小限で済む
- 雨天が非常に少ない香川ならではの高頻度の焙煎
そしてデメリット
- 近隣への臭い問題
- 近隣への騒音問題
- 近隣への「見た目」問題。(あれ何してんだ?核開発でもしてんのか?)
- 風によるカセットコンロの火力ブレブレ問題
- 雨天が続くと焙煎できない
こんな感じでしょうか。
近隣に関しては、様子を見ながら実施となります。
時間帯は日中に絞り、上の階で洗濯物が干してある時は避けるとか。
それなりに気を使いそうです。
こんなご時勢ですから・・・。
ちょっとした火種がえらい大炎上に発展しちゃいますからね。
で、結局メリットの方が大きい為、選択の余地は無さそうです。
実際やってみて、対策が必要と感じたのが「風問題」です。
風が少しでもあると、カセットコンロの火力がブレブレになります。
風問題の対策案
色々アプローチはありそうですが、今回採用したのは「風避けのカバーを作成する」でした。
実際作ったのがこちら
ツッコミ所満載ですが、順を追って説明を。
木製で大丈夫?
分かりません。
設計段階では内側にアルミ板を張ろうと考えてましたが、実際運用してみてコゲが出る様なら追加でアルミ板をつけようと考えてます。
万が一発火しても、水道が目の前にありますので消火は大丈夫でしょう。
画像はホースが付いてませんが、現在は装着済みです。
各所の穴は何?
当初はダンボールで簡易的に作ってシミュレーションを行ったところ色々不具合が出てきた為、各所に穴を作りました。
①ガスボンベの交換用の穴
なぜか焙煎終了付近で切れるんですよね~。
なぜでしょ。
2ハゼ手前とかで。
その際焦らない様に交換窓を作りました。
②生豆投入時に本体を傾けた時に干渉しない用の穴
生豆投入時はどうしても焙煎機本体を傾けないといけないので、モーターが干渉しない用にくぼみを作りました。
③火力調整用の穴
基本的に当方の焙煎は火力調整は頻繁に行わないのですが、やはり最初の方の火力修正時や1ハゼ~煎り止め時にかけては火力の調整が発生する為、窓を付けました。
④火力の確認窓
本当は耐熱ガラスにしたかったのですが、面倒だったので開閉式の窓にしました。
本来はガラス製で常時確認出来た方が良いんでしょうが・・・。
実際の焙煎結果
まぁ、、、
普通に焙煎出来てますね。
日光がバチバチ当たる場所での撮影は、なぜか豆面がぱっとしなかったので、室内で良いテカリ具合の写真載せました。
まとめ
実験で焙煎した日は残念ながら風が無く、カバーの性能が確認出来ませんでした。
元々雨が少なく、風も少ない地域にて今後も暖かいうちはテラス焙煎が出来そうです。
今後の課題は・・・
やはり焙煎機の「釜」でしょうか。
なんせ最近は焙煎量が多く、コロンビアなどは450gを3回とか焙煎します。
なら1.5kgで1発で終わらせたいのが本音です。
1kg釜・・・
作っちゃおうかな・・・。
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