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珈琲 焙煎

珈琲焙煎 ワイン風味の珈琲焙煎に挑戦

前回はウイスキー(マッカラン)、ブランデー(グラッパ)に生豆を漬け込み焙煎するといった試みを行いました。

今回は、ワインに挑戦です!

赤、白2種類のワインに漬け込み、「ワイン風味」のコーヒーを作ってみます。

はたして・・・

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前回作成のお酒風味のコーヒーについて

前回はウイスキーとブランデー風味のコーヒーを作りました。

結果としては、「はっきりと好みが分かれる」コーヒーとなりました。

関連記事:珈琲焙煎 お酒風味の珈琲焙煎に挑戦

ワイン風味の珈琲焙煎

今回、いつも視聴しているYoutubeの「フレーバー放送局」でワイン風味の珈琲焙煎を行っているのを観て当方でもやってみようという事になりました。

 

前回、当方で漬け込んだ手法はジップロックに入れて漬け込みましたが、今回フレーバー様では「真空容器」に入れて漬け込んでました。

でも、動画中でも言ってますが「真空化してから、また戻して、また真空化する」事を繰り返して、短時間で豆にしみ込ませておりました。

今回当方は、真空化して翌朝まで漬け込むといった路線でやってみました。

ワイン風味の珈琲焙煎の工程

用意する物

  • コロンビアスプレモ生豆150g ×2
  • 真空容器 ×2
  • 赤ワイン
  • 白ワイン

仕込み作業

まず、いつも通りハンドピックを行い不良豆を除去します。

その後、真空容器に生豆を入れてワインを注ぎます。

 

豆が隠れる位までワインを入れたらフタをして空気を抜きます。

減圧は。。。適当です。容器が破損しない程度でOKです。

 

同様に白ワイン分も作ります。

 

減圧をしていて気が付きましたが、豆の中の空気が放出されているのが分かります。

細かい気泡が出てます。

恐らくこの時に急速にワインが豆の中に流入していると思われます。

 

そして仕込んで2時間後・・・

ワインの量が減ってます!(笑)

こんな短時間で吸収してるみたいです。

追加で容器の満タンまでワインを入れてみます。

そして一晩漬け込みます。

いよいよ焙煎

これが一晩漬け込んだ生豆です。

ずいぶん大きくなってます。

もう少しでフタを押し上げる位膨張してます!

 

乾燥した生豆と比較してみます。

左が乾燥生豆、真ん中が赤ワイン、右が白ワイン漬けです。

 

 

軽く水洗いした状態です。さすがに赤ワイン漬けは全体的に赤いですね。

 

あまり写真は意味無いのですが一応撮影してみました。

赤ワイン漬けの方です。

2ハゼピークまで焼きました。

 

こちらが白ワイン漬けの方です。

両方とも見た目違いが分かりません(笑)

高価な機材が無いと違いが分かるレベルの写真は撮れないんですよね。

 

両方に言える事は、

  • 2ハゼピークはいつものコロンビアの煎り止めタイミングであるが、赤・白ワイン共に豆色は「より黒い」感じである。油も浮いている為、もう一段深いフレンチレベルの焙煎度になっている模様。
  • 焙煎初期はワインの香がします。ハゼが始まるとウイスキー・ブランデー焙煎時と同じ強烈なアルコール臭がします。
  • 水分量が多い為、水抜きには時間を掛けました。毎分3~4度程度の上昇で180度付近から通常と同じ焙煎に切り替え。
  • 味は、ウイスキーなどよりはマイルドになった感じです。ウイスキー漬けの時は、コーヒー2:アルコール8ってイメージでしたが、今回のワイン漬けはコーヒー7:アルコール3といった感じです。

まとめ

前回に続いて焼き加減は成功している模様ですが、いかんせん味が・・・。当方はアルコール風味しか分かりません。お酒の味が分かる人に味見してもらわないと・・・。

本当好みがはっきり分かれると思われます。

しかしながら、アメリカでは既にワイン風味のコーヒーが商品化されてますので、アリと言えばアリなんでしょう。

実験でやるならば、「豆の品種は同じ豆で」、「煎り止めは同じ」、「漬け込み時間は同じ」、でやってみるのが良いと思います。

前回はケニア、今回はコロンビアと違う豆で実験してしまったので判断が難しいです。

また、2回とも深煎りにしましたが、ワインなどは「酸味」も旨味の一つです。浅煎りにして豆の酸味を出してみたら、深煎りと違った味わいになると思います。

次回は・・・、ウォッカやラムなどでやってみようと思います。

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