日本最南端の有人島、波照間島に幻の泡盛があります。
「泡波」です。
もし旅行に行く時はぜひ入手したいアイテム。
今回の記事では可能な限り購入できる方法をご案内したいと思います。
なぜこんな記事を作ったのか?
某オークションサイトやフリマサイト見ていて、「たしかに波照間島まで行くのは大変だけど、中身が本物かどうかも分からんモノ買うってのもどうなのか?」
と疑問を持ったからです。
泡波のベストな入手方法
まずは結論。
「波照間島に行って買う」
これです。
以降に理由など書いてますので、良かったら見てみて下さい。
泡波の入手方法
いくつかあります。
まずは、箇条書きで、、、金額が高い順に並んでます。
泡波購入方法
- ヤフオクなどネット上
- AmazonなどECサイト
- 石垣島のお土産店
- 波照間島で購入
一見するとヤフオクの方が安そうですが「中身が本物」の保証が無いため、安物買いの銭失いになる可能性があるのでこの順にしました。
当サイトでオススメするのは、「波照間島で購入」⇒「石垣島で購入」⇒「AmazonなどのECサイトで購入」の順でオススメします。
冒頭に記載した通り、ヤフオクやフリマサイトは中身が偽物の可能性があるので、オススメできません。
では順にご説明します。
ヤフオク・フリマサイトの闇
利用した人なら分かりますが、「匿名配送」など論外です。
まー、、、偽物なんか引いた日にはトラブルに発展して超面倒な事になります。
中身が「別の泡盛」のなんてゾッとしますよね。
下手すると水が入ってるんじゃねーか?
その位怪しいです。
升升半升瓶なんて、多くの場合、封を開ける事はあまり無く、縁起物として飾る事が多いですしね。
下手すりゃ中身が水の瓶を一生飾っている可能性もゼロでは無いです。
瓶の封印はわりと簡単にできますので、中身のすり替えも分かりづらいです。
恐らくですが、沖縄の人でも利き酒で泡波を判別すつのは困難かと思います。
という訳で、ちょっと考えれば分かりそうですが、敢えて記載させて頂きました。
一応、平均的な価格を掲載しておくと、
ヤフオク価格
600mlサイズ⇒約2,500円
AmazonなどのECサイト購入
ぶっちゃけ、セラー(売り手)がAmazonや楽天に出品してるだけで、ヤフオクと変わんない感じですが返品などのシステムがしっかりしている分、まだマシなのか。。。?
という感じです。
値段は総じて高め。時価って感じ。
波照間島へ行って買う手間と費用を考えれば、どうしても欲しい方は「アリ」だと思います。
一応、知らない方の為に波照間までの経路を載せておきます。
(例)
東京羽田(飛行機)往復50,000円~⇒石垣島(フェリー)往復7830円⇒波照間島
当然時間も日帰りでは困難(不可能では無いが、現実的では無いです)
なので、時間が無い、費用も無い、体力も無い、そういった事情のある方はネット通販が良いと思います。
ECサイト価格
600mlサイズ⇒約4,500円
泡波の偽物の見分け方
ちょっと前の情報なので、参考程度に捉えて下さい。
これだけ希少で高額アイテム、当然「偽物」が出回っているとかナントカ。
大都市圏の悪徳酒店で目撃情報がありましたね。
また一部のネット通販でも確認されてました。
モノによってはスーパーコピー並の作りをしているモノの可能性もありますが、そうなると判別は不可能になるでしょう。
(本物持っていれば比較で判別できそうですが)
偽物の見分け方
- ボトルに琉球泡盛の記載があるか?
- ボトルにボトリング年月日が記載があるか?
こんな視点で判断するのですが、その詳細はかなり複雑です。
この件の詳細情報はYahoo!知恵袋で過去にやり取りがあります。
かなり詳しい沖縄の方が解説されて参考になります。
石垣島での購入
わりと現実的なのがこちら。
石垣島のお土産屋さんでけっこう置いてます。
ですが、けっこう高いです。
石垣島で購入するのがオススメな方は、、、
波照間島まで行くつもりで来てみたが、海の時化(シケ)でフェリーが欠航になった場合です。
そう、前提は波照間島まで行くつもりで石垣島まで来ている事です。
言わずもがな、石垣島まで来ているなら波照間島まで行った方が色んな意味で幸せになります。
ただ、、、
先に述べた様に「フェリーの欠航」はしょっちゅうあります。
日程が厳しい場合は目も当てられませんが、運悪く欠航になった場合は石垣島のお土産屋さんでの購入でOKだと思います。
波照間島で購入
最も確実で満足感が高いのが、波照間島で買う事です。
波照間島で買うメリット
- 絶対「偽物」を掴まされる事が無い
- びっくりする位安い
- 2升5合(4,500ml)を自分で入手できる
先に説明している「偽物」疑惑。
現地で、しかも製造元が売っているので偽物って事は、、、絶対無いです(笑)
次に先に紹介した販売価格を前提に、波照間価格を見るとびっくりする位安いです。
当然、波照間島以外に運ぶと値段が跳ね上がるのは、とんでもなく希少と運ぶ運賃・手間が加算されているのからです。
波照間価格
100ml 380円
360ml 530円
600ml 800円
1,800ml 1,900円
4,500ml 12,000円
そして、最後の2升5合瓶(4,500ml)。
これ、めっちゃ縁起物として重宝されているモノなんです。
2升5合=升升半升(ますますはんじょう)=益々繁盛
といった具合の語呂合わせで、石垣島の飲食店を始めお土産屋さんなど、沖縄各地で業種を問わず店頭に飾られてます。
↓こんな感じで見たことある方も多いのでは?
そう、縁起物を入手したいなら尚更「本物」を「自分」で入手する事をオススメします。
なぜって?
多少困難でも成功を引き寄せる(勝ち取る)気概を意思表示できるからです。
ビジネスを始めるなら、その位の気概があった方が良いと個人的には思います。
ついで?に、波照間島の美しい海を観光できますよ。
波照間島での購入方法
波照間島行きました。
はい、購入。
って、実はそんなに簡単にいかないケースがあります。
理由は以下
注意
- 定休日に遭遇
- 急遽店休
- 早い者勝ちにて品切れリスク
これらのトラブルに遭遇する可能性があります。
まず、定休日は「日曜日」。
そう、私は以前この臨時店休に遭遇して2日連続波照間島に行くハメになった経験があります。
でも、万が一臨時休業に遭遇してしまったら…
島内の「売店」に置いてあるケースもあります。
下の画像は見づらいですが、小瓶が450円のお土産価格で一人10本まで縛りで売ってます。
2合、3合瓶もある事が。。。
ただ、島の人も購入するので大量買いは絶対NGです。
現在5店舗ありますので、運が良ければ…。
最後は、売り切れリスク。
これ、けっこうあるあるです。
波照間島行く人はけっこうな割合で、この幻の泡盛を求めます。
まー当然ですが。
んで、中には確実にGETすべく段取り良く泡波酒店に突撃するツワモノ(私の様なの)がいます。
この手の人たちと競う事になると、不慣れな人は購入できない可能性が出てきてしまいます。
後述で攻略法記載します。
2024/7/30追記
今年も6月末の梅雨明けを狙って八重山諸島に行ってきました。
もちろん波照間島にも!
ただ、今年の梅雨明けは酷暑と船酔いのダブルパンチで下船後1時間動けませんでした。。。
そして、なんとか泡波酒店に行ったら。。。
お目当ての2合、3合瓶は売切れ。
Tシャツも軒並み売切れ。(Sサイズならあり)
そして、入口には「午後は休業」のPOPが…
ちなみに、フェイスブックには書いてません。
まぁ、午後便で来る人はあまりいないし、来ても泊まりの人が大半なので、明日の午前中から来店する事は可能と踏んでの休業かと。
波照間島での泡波争奪戦と攻略法
まず先に述べておきますが。。。
「絶対入手したい」
この気持ちが先行すると、お店に連絡して「取り置き」や「在庫確認」をしたくなりますが、これは止めておいた方が良いです。
まず電話に出ない(笑)
あと、万が一電話に出ても「どんな事も確約してくれない」です。
「営業してますか?」⇒「その予定ですが、突然店休になるかもしれません」
「取り置きお願いできますか?」⇒「できません」
などなど。
お店としてはうんざりするほどこの手の「迷惑電話」を受けてます。
お店側に期待はNGなのがこの泡波購入のマナーと難しさです。
(ワンチャン上手い会話術で確約と取り付ける事が可能かもしれませんが、難しいと思います)
- 泡波酒店
- 住所:八重山郡竹富町字波照間156
- 電話:0980-85-8901
- 営業時間:9:00~12:00 14:30~17:00 日曜定休
攻略法と手順
順を追って解説しますね。
ポイント
- フェイスブック・インスタで前日には店休かどうかチェック
- 当日、日帰りなら「朝一番のフェリー」に乗る
- フェリーに乗る際は、自転車持参が望ましい
- 自転車が無い場合は、下船後に一目散に「オーシャンズレンタカー」に向かう
- ケチらず原付・電動チャリをレンタル
- Googleマップなど地図アプリを駆使して泡波酒店にダッシュ
- 到着したら目当てのお酒やTシャツなどのアイテムを手早くゲットする
フェイスブック・インスタで前日には店休かどうかチェック
実は泡波酒店はSNSを利用して店休の案内をしてます。
なので、事前にチェックしておけば当日店休でガッカリって事は回避できます。
当日、日帰りなら「朝一番のフェリー」に乗る
言わずもがな、売り切れ対策です。
下の画像をご覧ください。
これは3年前に波照間島に行った時の泡波酒店です。
団体が大挙して押し寄せてます。
また、別のライバル?の方は升升半升買ってましたね。
私は先に持参のファットバイクで早々に小さい泡波とTシャツ買ってホクホクしてたら、ぜーぜー言いながらレンタサイクルで来ました。
「やった!入手できた!」って超嬉しそうだったので、「ヤバい!凄い!買ってる人初めて見ました!写真良いっすか?」って聞いたらOKもらい、記念撮影。
この時はコロナ騒動の始まり位の時でしたね~。
そう、朝一番のフェリーで行ってもこの有様です。
どの位在庫を隠しているかは不明ですが、売り切れリスクを回避するなら「朝一番のフェリー」がマストです。
ただ、毎回思うのは「必ず何かしら欠品がある」事です。
私は1,800mlの一升瓶は見たこと無いです。
600mlもけっこうな確率で欠品してますね。
前日に買占めがあったりすればそうなります…。
基本、お店のルールで一人当たりの購入本数は規制されてはいるんですがね。
フェリーに乗る際は、自転車持参が望ましい
これは少しコストが掛かりますが、「手間と焦りを軽減」できる手法です。
以前の当方の記事で自転車をフェリーに載せてしまって離島巡りする手法の応用です。
↓以前の記事
-
3日目 波照間島 2020年石垣島&離島 ファットバイク飛行機輪行旅行
3日目です。個人的に八重山諸島のメインである「波照間島」が登場です。 幻の泡盛、「泡波」は手に入るのか!?
続きを見る
メリットとしては、
- 波照間島で下船後に自転車のレンタル手続きをしなくて良い
- 下船後に「直ぐ」泡波酒店に直行できる点
- レンタサイクル分の費用を考慮すると、運賃はそんなでもない
こんな感じです。
たぶんレンタルで手続きしてる人達を置き去りにして1番に入店できます。
ただ、自転車をそのままフェリーに載せると運賃の割増があります。
こんな感じ
※数年前の画像なので、物価上昇で運賃値上げになっているかも。参考程度に。
ただ、個人的にはこの手法はオススメなんです。
波照間までの船旅はけっこう「船酔い」する可能性が高いので、運悪く船酔いしたらレンタルチャリの手続きはだるい。。。
あと、ダントツに早く泡波酒店に行ける事です。
99.9%の人達は自転車持って来ないので(笑)
自転車が無い場合は、下船後に一目散に「オーシャンズレンタカー」に向かう
自転車を運ぶ事が困難な場合は、フェリー乗り場近くにある「オーシャンズレンタカー」でレンタル自転車を借りましょう。
これも下船後はダッシュで行きましょう。
このレンタサイクルはフェリー乗り場から最寄りなので、気合で先頭を取りましょう。
店主は1人で対応してますので、後になればなるほど「待たされます」。
HPなど無いので、一応電話番号を載せておきますが、、、
店主は「予約は基本的に否定的」なので悪しからず。
(来店しない人いると、自転車が凍結されて商売にならないらしいです)
電話:0980-85-8787
ケチらず原付か電動チャリをレンタル
この時は迷わず「原付」か「電動チャリ」を借りましょう。
理由は「船酔いでグロッキー」「地味に広い波照間島」「時期にもよるが超暑い」。
こんな状況で人力は酷では?
価格は、
オーシャンズレンタカーの価格
原付 3時間…2,000円、6時間…2,500円、1日…3,000円
自転車 半日…500円 (電動アシスト 1,500円)
1日…1,000円(電動アシスト 2,000円)
オススメは普通免許で乗れる原付かな?
Googleマップなど地図アプリを駆使して泡波酒店にダッシュ
これも、乗船前か下船近くで目的地を設定しておきましょう。
「チャリにまたがった瞬間に案内開始」これが理想。
到着したら目当てのお酒やTシャツなどのアイテムをゲットする
さぁ、これらの小技を駆使すれば間違いなく一番乗りで泡波酒店に入店できるでしょう。
手持ちの画像が少ないですが、添付しておきます。
どのお酒を購入するのか、どのTシャツを購入するのか。
などなどイメージしておくと楽しいし、効果的にショッピングができるでしょう。
知人に代理購入を依頼する
最後の攻略法は、波照間島に行く知人に代理購入をお願いするパターン。
まぁ、、、あんまりいないと思いますが、私の様に毎年レベルで行く人間もいますので運が良ければ…。
お願いしてみるのも手だと思います。
その際は、購入するアイテムリストを渡すのと、升升半升瓶を依頼するなら郵送できるのでそっちで依頼する事。
理由は、超重たく割れやすい酒瓶を持たせて観光させる訳にはいかないからです。
升升半升を買ったなら
そう、4.5リットル。
瓶の重さを含めればさらに。。。
これを持って波照間島観光は少し荷が重い。
と言うか、石垣島に持って帰ってから自宅までの道のりも非常に大変。
で、
実は升升半升サイズを買うと、、、
泡波酒店の店員さんがとある提案をしてくれます。
泡波酒店で販売している段ボールを購入して、直ぐ近くの郵便局で全国発送してくれるという有難いシステム。
金額的は、段ボールが1,100円、梱包時に緩衝材を入れないと郵便局が発送してくれないので、プチプチ300円。
郵便局からの発送は100サイズ価格です。
この時は香川に送って2,080円でした。(参考までに)
泡波酒店から400m位の場所に「波照間郵便局」があります。
手持ちで観光する労力を考えたら超絶割安と思います。
実際、当方が発送手続きしていると後から皆さん続々と持ち込んでいるではないですか。
この辺のコストは「旅費」として計上すれば気にならないと思いますよ。
なので、升升半升瓶のみを購入した場合の費用は、
参考費用
12,000円(お酒)∔1,100円(段ボール)∔300円(緩衝材)∔送料(地域による)
なので、送り先が東京なら約15,180円位です。
あくまでも参考価格として捉えて下さい。
梱包の感じと段ボールについて
1,100円もするだけあって、頑丈かつクッション性もありそうな段ボールです。
普通の通販利用時に使われる段ボールとはちょっと違う感じですね。
かなり固いので、何かに再利用できそうな位丈夫です。
大きさもジャストフィットなので、仕様書発注された段ボールと思われます。
いよいよ開封。
日付が2023/6/22、私が行ったのが6/29だったので1週間前に位に詰めたモノみたいですね。
泡波の豆知識
実は、我が家にはけっこう沢山の泡波があります。
その中には平成19年(2007年)の古酒(クース)があります。
パッと見、18・19・20年ですね。
18年・18年・19年・20年・20年となって「通し」になっている感があります。
実はこれ、年式がえらく違います。
その目安が代表者名。
左から、波照間 忠夫さん、波照間 忠夫さん、波照間 哲夫さん、波照間 忠夫さん、波照間 忠夫さん、
これ18年・20年は「西暦」
19年は「和暦」で平成19年なんです。
なので、西暦並びで表現すると、18年・18年・07年・20年・20年となります。
2017年09月05日 当酒造所の代表者が「波照間哲夫」氏から「波照間忠夫」氏へ変わったみたいですね。
ちなみに、泡波酒店の公式フェイスブックでは、「詰日印は2012年4月頃から西暦に変えたと載せましたが、2012年1月の西暦表記の酒を見つけました」とのコメントあります。
なので、この辺から西暦に変わったみたいですね。
ちなみに、刻印は平成16年6月(2004年)から押しているそうなので目安にはなるかもしれませんね。
まとめ
実際、波照間島までの道のりは厳しいモノがありますね。
本筋は「旅行のついで」だと思います。
しかし、先にも述べているように「これから商売始めるので縁起物が欲しい」とか、「絶対偽物は嫌だ」などの動機があれば自分で行くのが間違いないです。
まとめると、、、
満足いく泡波購入方法
- 可能であれば「波照間島で買う」
- そのために、事前準備をしっかり
- ライバルがいる事を忘れずに
- 買うお店自体が「運」が左右する事を忘れずに
- 上記が無理なら旅行に行く知人にお願いする
- それも駄目ならECサイトで買う(要吟味)
旅行ついでに狙うなら、旅行パックが楽で良いです。自分で手配するより安い事が多いです。
旅行パックなどで色々プランがあり、けっこう選べますね。
下に主要旅行会社のリンク貼っておきますので、普段お使いの旅行会社で試しに検索してみて下さい。
また自分で手配して「格安」で行くのなら、LCC+格安宿泊施設をチョイスすれば、かなり安く行くことも可能です。
時期と時間次第ですが、中部国際空港~石垣島の往復で35,000円以内フライトも可能です。
下のサイトは普段私が使っているLCCを含む最安値の航空チケットを検索できる超絶便利なサイトです。
良かったら使ってみて下さい。