先日の記事でご紹介した「溶岩石(バラ)」と「直火」での焙煎ですが、
注文していた「溶岩石プレート」が到着しましたので、さっそく検証してみました。
前回のおさらい
簡単に・・・。
蒸らしの段階では、下の画像の様に溶岩石に火を当てて遠赤外線&熱風で水抜きを行います。
そして焼きの段階では、溶岩石を取り除いて「直火」で焙煎する。
遠赤外線と熱風で無難に水抜きを行い、香ばしさで優れる直火で仕上げを行うという手法。
問題点としては、画像の様にバラバラの溶岩石を取り除く手間と、釜の温度低下が改善点となります。
溶岩石プレート
今回購入したのはこちら。
ちなみに成分表はこんな感じ。
実際設置するとこんな感じ。
コンロと釜とのサイズ感がジャストフィット!(笑)
ちなみにサイズは、13×13×1.5(㎝)、重量650gと、大きさの割に重量感あります。
重量がある=蓄熱性が高い
という事が分かります。
蓄熱性は焙煎時のメリットとなりますからね~。
焙煎結果
結果としては、「成功」です。
とりあず、あまり参考にはなりませんが豆面を。
これ2ハゼ開始10秒位まで焼いた状態です。
画像だとハイローストからミディアムローストくさいですが、しっかりフルシティローストレベルです。
今後の課題
全てが完璧かと言えばそうでも無く、しっかり課題もあります。
課題
- 上の画像から分かる様に、「溶岩石の上にチャフが乗って焦げる問題」です。
- 燃費悪い問題
現状はこんな感じです。
1のチャフ問題は、排気を弱く回しておけばとりあえず回避できそうですが、蒸らしが甘くなりそうでちょっと心配。
2に関しては、とにかく火力を強めにしないと1分あたりの上昇温度を確保できない感じです。
- シリンダーを下げるか
- 溶岩石プレートを2枚に割って、熱風の上昇箇所を増やすか。
- 溶岩石プレートに穴を空けて、同じく熱風の上昇箇所を増やすか。
こんな対策になりそうですね。
対策後のレビュー記事は追々・・・。
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【珈琲焙煎】1回の焙煎で複数の熱源を使用してみた件
タイトル通り、1回の焙煎で2種の熱源を用いて焙煎してみた検証記事です。 マニアックな内容となりますので、耐性の無い方は閲覧注意です。
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自作焙煎機のご紹介~外観・熱源・排気編~
◆2018年9月25日追記◆ ご質問頂いた件の画像と、購入可能先のリンクを追加してます。 今回は私が普段使っている焙煎機のご紹介です。 ベースの焙煎機を購入して、魔改造しております。 原型が分からない ...
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