いつも通り前回分を飲み終えた為1ヶ月振りの焙煎です、
豆はブラジルサントス・コロンビアスプレモ・ガテマラエクセルマウンテンの3種類。
今回意識した焙煎は「アイス用のコーヒー」をテーマとしてましたので『深煎り』です。
ポイントは「排気」と「発火に注意」ですね。
普段は180度付近から排気全開で1ハゼを迎えて1ハゼピーク後は火力と排気を弱め、温度をなだらかに上昇させる。
目安は1ハゼ終了から2ハゼまで2分かければOK。
2ハゼが始まると、排気全開にして2ハゼピークで終了がいつものパターン。
今回は180度から中程度で「湿気」を排出していき焼きに入る。
1ハゼが始まる瞬間から排気ストップ。ピークまでの「煙」を豆に絡める。
ピークからは排気全開で煙を排出し、2ハゼまでは2分かけて温度上昇。
2ハゼが始まる瞬間にまた排気を止め、また煙を絡ませる。およそ10秒程度。
その後全開排気を行い終了といった感じ。
結果としてはいつもと違う味わいのコーヒーになりました。
まだ焙煎後3日程度なので、味の変化の全貌が分かりませんが、悪くは無さそうですね。
ただ、煙を絡ませる為コクは出ますが、キレが少し悪くなっているのも事実です。
個人的にはアイスコーヒーは「適度な苦味と、キレの良さ」が重要と思います。
理由としては、夏の暑い時にさっぱりとゴクゴク飲みたい時に、キレが悪く口直しに水等で喉に残った「キレの悪い後味」を流さないといけない様なアイスコーヒーは好みで無いです。
あと、適度な苦味はミルク・砂糖を入れた際に個性が消えてしまわない様に苦味が必要と感じます。
人によっては軽い酸味が美味しいと言う人もいますね。ハワイコナ等が代表格ではないでしょうか?
しかし・・・、この時期の豆の消費は半端じゃない量ですね。
冷たい為量が飲めてしまうのもアイスコーヒーの特徴ですね。
飲みすぎると具合悪くなりますが。。。
今回の焙煎豆はもう少し時間経過からの味の変化を観察してみて、今後の排気時間の
調整を行う事とします。
最終目標はやはり、「コクがあるのにキレがある」と言う聞いた事あるようなフレーズですが、まさにそれです。一定のコクを出しつつキレがあるコーヒーが個人的な目指すコーヒーです。
アイス向きの豆の種類はそこそこありますが、もしかすると焙煎だけで無く、豆の銘柄でも体現できるのかもしれません。
高価な豆を真っ黒に焼くのはちょっと勿体無い感じもしますがね。
次回はケニアとタンザニア付近で攻めてみようと思います。